寺院内装絵付工房 鹿歩庵(かほあん)

ご挨拶・プロフィール

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ご挨拶

鹿歩庵主宰 絵付師 宮本美夏

仏教の教義を言葉ではなく、絵で表現したものに『曼荼羅(マンダラ)』というものがあります。お寺に行きますと、正面に御本尊があり、その両脇に大きな掛け軸が掛けられています。それが曼荼羅です。近くに寄って眺めると、沢山の仏様の絵や花や道具や三角や丸の記号などが描かれています。多くの曼荼羅は、経年劣化と護摩(ゴマ)の火の煤で全体が茶色に見えますが、描いたばかりの色は混色なしの単色で赤白青黄黒の五色です。この五色が仏教の基本の色で、それぞれの色は多くのメッセージが込められていて、象徴的な世界です。

図柄にもみな象徴的な意味があります。先が三つや五つに分かれた大きなシャベルのような物は、古代インドの武具で、敵を打ち砕く道具です。これは仏教的に言えば、敵は煩悩で、煩悩を打ち砕く道具だから、知恵を表します。このように色や図柄で象徴的に仏教世界を表した曼荼羅は、時代が下るにつれて解釈が広がり、お寺の中の絵画や装飾など華やかな仏教美術に展開していきます。

さて、私の工房ですが、曼荼羅や歴史あるお寺の堂内に残された装飾画などを研究し、私なりに解釈したデザインや色で、実際にお寺の柱や壁などの絵付け装飾をしております。おみくじ箱や賽銭箱などの仏具や、扉などの建具、堂内に据え付けの椅子やテーブルなどの家具にも絵付けをしています。すっきりした単色の仏教の基本五色の色合いで、多くは花の絵柄です。

私は今まで三十年間、オランダの伝承工芸であるヒンデローペンという家具絵付けの工房を主宰してきましたが、四年前に高野山大学院に入学して仏教の勉強を始めたので、その二つの融合ということで、このたび寺院の内装絵付けを専門にした工房を開くことにいたしました。まだまだ勉強を続けていかなければならないと思っております。

2022年6月に成田山熱海不動堂の本堂の一部の絵付けが完成しました。是非、ご覧ください。

 

プロフィール

1983                早稲田大学商学部卒

1986~1991         オランダ・アムステルダムにてオランダ伝承工芸・家具絵付けヒンデローペンに出会い学び始める。

1992~          帰国後、絵付教室『ミカ・ヒンデローペンアカデミー』主宰

2018~              高野山大学大学院密教学科通信修士課程入学

2021~             『寺院内装絵付工房・鹿歩庵』主宰

 

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