●プロフィール
宮本美夏 Mika Miyamoto
早稲田大学商学部卒業
1986〜91年 オランダ アムステルダム在住、ヒンデローペンに出会う
2004年 飛騨高山日下部民芸館(国・重要文化財)にて第一回個展
2010年 京都長江邸(京都市文化財)にて第二回個展
2012年 日本橋蛎殻町アトリエ&ギャラリー「ミカヒンデローペン」にて第三回個展
2014年 北鎌倉古民家ミュージアムにて第四回個展
2018年 高野山大学大学院(通信)修士課程密教学科入学
2019年 曼荼羅研究、悉曇(梵字)、日本密教美術、密教概論等の単位を取得
2020年 大学院の研究テーマ「インドネシアの元宗主国オランダにおける仏教文化の受容」
主な著書
オランダ・ヒンデローペン 青幻舎
オランダのペインティング 日本ブォーグ社
ヒンデローペンNo1〜3
ヒンデローペンテキストブック
ご挨拶
1986年にオランダに渡りました。そこで初めて、オランダ北部の小さな港町に約300年前から伝わる絵付け工芸品「ヒンデローペン」を知りました。
その工芸品を見た時「絵柄が曼荼羅に似ている」と思い、その思いを抱きながら30年ヒンデローペンを描き続けてきました。
2018年、私が感じたヒンデローペンと曼荼羅の間に通じる何かが実際に存在するのかを知りたくて、高野山大学大学院密教学科(通信課程)に入学し、曼荼羅について学び始めました。
曼荼羅の世界に触れることにより、曼荼羅とヒンデローペンとの間に例えば簡潔な形で画面構成されている点など、共通する要素が少しずつ見えて来たような気がしています。
今まで教室ではヒンデローペンの村にはどのような作品があるかを皆様に紹介してきましたが、続いてそのヒンデローペンの作品に込められた神秘的な要素を解き明しながら、ヒンデローペンの世界を紹介して行きたいと思っています。
●本紹介
2016/6/1、『オランダ・ヒンデローペン~美しい絵付け工芸の村~』を\青幻舎より出版しました。
アマゾン、(株)SUN-K、青幻舎出版でも購入可です。
外部リンク↓
[Amazon.co.jp] [銀座ソレイユ(sun-k)] [青幻舎.com]
●展示会
・2004年 飛騨高山
・2005年 銀座悠玄
・2010年 京都
・2012年 日本橋蛎殻町
・2014年 鎌倉
・2016年 銀座